私の大好きな人。それは萬田緑平先生。
在宅緩和医療の先生です。
ある日、友達から萬田先生の講演会に誘われ迷わず参加し(先生のことは存じあげていなかったけど)その先生の講演会がめちゃくちゃ良くて感動したので、先生のお話を多くの人に聞いてもらいたい!と強い想いから(その日の講演会終了後)次回講演会の主催をすることが決まりました!
まさか、そんなことになろうとは思いもしないで参加したのだけど、本当にめちゃくちゃ良かったんです。
何がそんなに良かったのかというと、自分の生き方、人生を考え直す大きなきっかけとなるお話、死生観の捉え方がガラリと変わったんです。
先生は癌専門の在宅緩和医療の先生。おもに末期の患者さんを診ておられて最期を自宅で看取られています。
私たちは、"最期の時をとても苦しくそして後悔して人生を終える"と思っています。
実際、病院で亡くなる時はそのような状態だと思います。
しかし、先生に診て頂き最期を自宅で過ごすと皆さん穏やかにそして幸せだったと、家族も笑顔で良かったね!ありがとう!と見送ることができるんです。
私たちはTVドラマで、最後を泣きながら号泣し辛く悲しい別れを見さされています。
病院で亡くなると実際そうなのかもしれません。
しかし、住み慣れた自分の自宅、家族のいる日常で最期の時が来たとき、人は穏やかに眠るようにスーッと亡くなるんですね。
「自分に遠慮しない」「自分の好きなように生きる」「最後の最期まで自分らしく目一杯生きる」
先生のこの言葉が大好きなんです。
この言葉は、病氣じゃなくても最期が近づいていなくても、元氣でいる時から、今からこのように生きればいいですよね!
自分に遠慮してる人、たくさんいるような氣がするなぁ。自分の好きなように生きてる人、どのぐらいいるかなぁ。自分らしく目一杯生きる!とっても素敵よね♡
私は昨年、先生の講演会の主催をさせて頂いて本当に良かったです。
先生のお話は、実際に先生の患者さんの最期をビデオに撮った映像を見せて頂きながらお話をお聞きします。リアルな映像です。
もう涙無くしては見れません。でも悲しく辛いんじゃなくて感動なんです。
私もこういう最期を迎えたい!そのために自分のやりたいことをする!
最期の時、幸せだったと言いたいから。。
先生がFacebookで投稿されてたのをシェアさせて頂きます!
「北海道バイク旅行ってきます。
みんな自分のためにやってるのに
「国民のため!」「お客様のため!」「患者さんのため!」というのは違和感ある。
俺は自分の人生を楽しむために仕事をしている。今回は患者さん数十人(超少ない)ほったらかしで7/1〜7/8まで北海道を気ままに走ってきます。」
きっと、先生のこの姿を患者さんは見て、先生が帰って来るまで元氣でいよう!と思われていると思います。
先生もそれがわかってるからバイク旅に行かれるんだと思います。それは患者さんとの信頼関係があるから。
実際、私が主催した時の講演中に患者さんのご家族から電話が入り、先生は優しく「〇時には帰れるから。すぐ行くから..」と穏やかにご家族を安心させるように言っておられました。
本当に愛のある先生です。
先生自身が人生を楽しむことを私たちに見せて教えてくださってるんですね。
本当に多くの方に先生の講演を見て頂きたいです!
本も出版されているのでぜひ♡
自分に遠慮しない。
自分の好きなように生きる。
最後の最期まで目一杯生きる。